Just

最近の僕、引きこもり。
引きこもることが幸せなのだ。
ロピアノのレコーディング、DAWソフトでのビートメイキング、ミキシング…
とにかく、俗世との交流を徹底遮断せんばかりの勢いで、自宅スタジオで至福の時を過ごしている。
あれ、音楽ってこんなに楽しかったっけ?

エレクトーンの最新機種の演奏を聴いて、鳥肌がおさまらないほどの感動を受けたのは12歳のころの話。
それから10年経った今、そのときと似たような、新鮮な感動を持って音楽に接している。

12歳のときの感動は、「何もわからないこその感動」
今の感動は、「音楽のシステムを多少理解したからこその感動」

特にこの感動は、この10年でレコーディングスタジオ並みのことを自宅で出来るようになったという技術進歩の恩恵によるものが非常に大きい。
また、色々な音楽をかじって、楽器演奏の技術を磨いて、シンセサイザーをいじって、MIDIに触れて、編曲を勉強して、作曲を始めて…なんて、音楽に関わる種々の作業を割とバランスよくやってきた自分をlucky manだと思う。もちろん好きだからこそやってきたわけだけど。
技術の進歩は、音楽をクリエイトすることに関しては、間違いなく莫大な寄与をしていると言っていい。
でも、それによって生まれてきた音楽をお金に変える方法(笑)については、まだまだ業界全体が(取り残されている、とまでは言わなくとも)暗中模索の状態なのだろう。

飼い主の怠慢により、今までそのポテンシャルを十分に発揮できていなかった機材が、やっとその真価を発揮している状況である。
どのシンセサイザーも嬉しそうな音色で鳴ってくれる。
一台でも機嫌を損ねないうちに、作れる音楽を作れるだけ。

このブログ限定のリミックスなんかを、こっそりアップしてもいいですね。