レコーディング記:5
5日
"もうすぐ"を1時間ほどレコーディングしてみるも、あまりうまくいかなかったので自宅で録音することに。
"僕のスウィング"のピアニカを吹き込む。
ピアニカをレコーディングしたのは初めてだが、これはなかなかの出来。
その後、サウンドクルーから借りてきたガットギターを使い、同曲のギターソロ。
色気、ヤクザらしさといったものが赤股ギターに全くないことに苦笑しつつ、いろいろとこちらからの要望を出してなんとかクリア。
"Brazilian Sunset"のガットギターを録り、"Flying Express II"のギターソロを録り終えたところで、
奥さんと弟子の女の子と共に、孝三師匠が到着。
"Shattered Love"の録音をお願いするわけだが…
なんと手違いで譜面が届いていなかったとのこと。
いかに孝三師匠といえど大丈夫かなぁ、なんて失礼なことを思いつつ、
コントロールルームで音源を聴きながら、ハコ譜にいろいろ書きこんでいく師匠。
早い、早い。
そして練習がてら一度合わせてみる。
この時点で構成は完璧。
雰囲気を掴みもう一度。
だんだんバンドとも合ってくる。
そしてホンチャン。
一発OK。
流石としか言いようが無かった。
そして"float"もひょいひょいっと2テイクで終わり。
これがトップドラマーなのね。
その後も気さくにメンバーといろいろ話をしてくださる孝三さん。
いい意味で、「大物」を感じさせない物腰の柔らかさに、感銘を受ける。
その後"Shattered Love"のチェロレコ。
ここでタイムアップ。
あと二日で録りは終わり。