soundscape

外は雨。それも豪雨。
梅雨明けしたはずが、ここ数日強い雨に降られてばかりの神戸。
でも、えてして「そういうもの」なのだと思う。


実家は雨の音が、東京よりもクリアに聞こえる。
東京の雨の音は、気の滅入る音。
でも、三木のそれには、嫌味なところがない。
雨の音は、雨の音。
雨の音が、雨そのものの言いたいこと全てを表しているかのように、強く窓を打つ。
雨は嫌いなのだけれど、自分の音楽にとって、なかなかどうして切り離せないテーマの一つになっている。
地に落ちて、そして流れていく雨は、大げさに言うなら、人生の機微をも含んでいるように感じられるのです。人生より圧倒的に大きなスケールでね。


情熱大陸」での斉藤和義特集と、雨が窓を打つ音、そして風呂に入ろうと服を脱ぐ動作があいまって、
また一つ曲ができる。
そう、えてして「そういうもの」なのです。